2-1 Market#Codeのコンセプト及び対象ユーザ

 Market#Codeは、以下の投資スタイルに特化した設計を行っております。

 1  1週間以内程度の短期売買取引
 2  継続して回転売買するスタイル
 3  損切ライン、利益確定、取引期間等のルールを明確に設定して行うシステム取引
 4  取引判断を複数のチャート及びファンダメンタルの混合判断で行わず、単一のチャート判断で行う取引
 5  常により投資方法を改善される投資スタイル

以上の5点のいずれかもしくはできれば全てに当てはまる取引をされる方を対象としております。
また、利用データは東証一部銘柄のみとなります。

尚、以上の投資スタイルを考慮し、各機能は以下のコンセプトで設計されております。

-Market#Codeチャートの基本コンセプト-
前日以前のチャートを、その日に表示されたチャートに近くなる様に表示
(その時点で分からないデータは排除して表示しています。また、パラボリック SARは標準仕様では計算開始地点により値が異なる為、独自に拡張したSAR+26とSAR+13という開始地点を移動させたチャートを用意。尚、独自の先行指標等は考慮しておりません)
毎回同じ画面比率のチャートを見る為、画面の縦横比を基本的に変更できないように固定
(ただし、種類を選択できる様に、、2倍のデータを表示する大型ウィンドウのみ用意)
相場の動きを理解し易くする為、チャート自体を動的に動かせる様設計
相場の先を読む為、翌日以降の傾向が把握可能な指標の多くを、独自計算で先行指標として表示
株式分割や出来高0をの時、チャートの継続性を保つ様に計算し表示
(利用データの種類がYahoo! Financeの場合、分割前の株価を分割数で除算し出来高を乗算し、呼値を考慮しない設計とする。また、取引がない日にはできる限り、次回取引の始値で表示し出来高は0のままとした)

-トレーニング機能コンセプト-
チャートの流れをつかむ事、投資コンディションの微調整ができるように模擬取引形式で設計
トレーニング結果を実際に数字であらわし現在の利用者の投資レベル、投資コンディションを把握できる様設計
トレーニングを標準化する為、不特定時期/不特定期間の実際の株価を100円レベルに調整した数字を利用
実際の模擬取引にはその時点の出来高は考慮しない設計とした(チャートの流れをつかむ事と、投資コンディションの調整が目的の為)
呼値は考慮しない設計とする

-銘柄選定(スクリーニング)/シミュレーション計算基本コンセプト-
チャートの状況を細かく多角的に分析する設計とした
シミュレーションではその目的を投資スタイルの評価に利用できる様に設計
投資スタイルの評価を分かりやすくする為、総合利益率ならびに、日別リスト、詳細取引データを参照でき、多角的分析に役立てるよう設計
シミュレーションでは、実際の取引に近くなるように評価用に採用する株価にいくつかのパターンを設定可能な様に設計する(始値/終値/損きり随時等)
損切計算などでは呼値を考慮しない


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[関連項目]
 ・ Market#Codeに関して