4-1 チャートコンセプト/データ仕様
Market#Codeで表示されるチャートは以下のコンセプトを元に設計されております
1 | 前日以前のチャートを見るときにその時点で見た形に近いものを表現する(*1) | |
2 | 同じ比率の画面を見られるように、画面の構成を変更できない様に固定する(*2) | |
3 | 流れをつかむ事ができる様、チャートを動かせるようにする | |
4 | チャートの継続性を保つため、株式分割や出来高0の場合、補正して表示する(*3)(*4) | |
5 | 各指標のうち、翌日の傾向が把握可能なものの多くを独自計算し、先行指標として表示する |
(*1) | 5で説明の先行指標に関しては遡及して表現できませんので、まったく同じではありません | |
(*2) | 種類を選択できるように、標準サイズと2倍のデータを表示する大型ウィンドウの2種類を用意 | |
(*3) | 分割前株価は分割数で株価を除算、出来高を乗算する。取引が無い日(出来高0)には翌 取引の始値で表示し、出来高はそのまま0とします。 |
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(*4) | 利用データの種類でデータベース及び外部ファイル取込を利用する場合は、Market#Codeで必ずしも自動補正されません。あらかじめ補正したデータをご用意下さい。 |
また、提供するチャートは、以下の4点である
1. 一目均衡表
2. 移動平均線
3. ボリンジャーバンド
4. パラボリック SAR+
尚、株価の表記はローソク足のみで、日足及び週足データで表現する
-チャート別コンセプト/データ仕様-
1.一目均衡表
・ 転換線は9日(週)、基準線は26日(週)、先行スパンAは26日(週)、先行スパンBは52日(週)、
遅行線は26日(週)を採用
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
転換線 1日後--過去8日(週) 2日後--過去7日(週)
3日後--過去6日(週) の(最高値+最安値)÷2
基準線 1日後--過去25日(週) 2日後--過去24日(週)
3日後--過去23日(週) の(最高値+最安値)÷2
・ 先行スパンに関しては既に先行指標として表現されているので、独自先行指標の採用は行わない
・ また、参考用にチャート上に以下の計算結果を表示する
基準転換比(%) -- {(基準線の値/転換線の値)-1} × 100
雲厚み株価比(%) -- { |先行スパンA-先行スパンB| ÷ 終値 } × 100 ・・・||は絶対値
株価転換比(%) -- {(終値/基準線の値)-1} × 100
2. 移動平均線
・ 6日(週)、13日(週)、26日(週)、39日(週)、52日(週)を採用
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
6日(週)線 1日後--過去5日(週) 2日後--過去4日(週) 3日後--過去3日(週) の平均値
13日(週)線 1日後--過去12日(週) 2日後--過去11日(週)
3日後--過去10日(週) の平均値
26日(週)線 1日後--過去25日(週) 2日後--過去24日(週)
3日後--過去23日(週) の平均値
39日(週)線 1日後--過去38日(週) 2日後--過去37日(週)
3日後--過去36日(週) の平均値
52日(週)線 1日後--過去51日(週) 2日後--過去50日(週)
3日後--過去49日(週) の平均値
・ また、参考用にチャート上に以下の計算結果を表示する
6-13海乖離(%) -- {(6日(週)線の値/13日(週)線の値)-1} × 100
13-26海乖離(%) -- {(13日(週)線の値/26日(週)線の値)-1} × 100
26-39海乖離(%) -- {(26日(週)線の値/39日(週)線の値)-1} × 100
39-52海乖離(%) -- {(39日(週)線の値/52日(週)線の値)-1} × 100
3. ボリンジャーバンド
・ 基準を20日(週)移動平均とし、±σと±2σを採用
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
20日(週)線 1日後--過去19日(週)
2日後--過去18日(週) 3日後--過去17日(週) の平均値
±σ、±2σ線 1日後--過去19日(週)
2日後--過去18日(週) 3日後--過去17日(週)
の標準偏差に先行20日(週)線を加えたもの
・ また、参考用にチャート上に以下の計算結果を表示する
+2σ乖離(%) -- {(終値/+2σ線の値)-1} × 100
+σ乖離(%) -- {(終値/+σ線の値)-1} × 100
平均乖離(%) -- {(終値/20日(週)線の値)-1} × 100
-σ乖離(%) -- {(終値/-σ線の値)-1} × 100
-2σ乖離(%) -- {(終値/-2σ線の値)-1} × 100
4. パラボリック SAR+
・ 標準的SAR値は、26日を採用。加速因数は0.02、計算開始位置はデータの始まり
・ 同じチャートを見る為に、、データの開始位置により値が変化しない(開始が毎日位置移動する)
以下の独自SAR指標を策定
特殊SAR+13値 データの開始位置をその日より13日前より計算した際のSAR値
特殊SAR+26値 データの開始位置をその日より26日前より計算した際のSAR値
・ 尚独自SAR+13、SAR+26は、仕様上その連続性が必ずしも保たれていない。
・ 先行指標で表現できるものは無いため、採用なし
・ また、参考用にチャート上に以下の計算結果を表示する
SAR乖離(%) -- {(終値/通常SARの値)-1} × 100
SAR乖離(%) -- {(終値/特殊SAR+13の値)-1} × 100
SAR乖離(%) -- {(終値/特殊SAR+26の値)-1} × 100
5. RSI
・ 9日(週)を採用
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
1日後--8日(週) 2日後--7日(週)
3日後--6日(週) を基準としたRSI値
6. ストキャスティック
・ %Kは5日(週)、%Dは過去5日(週)のデータを3日(週)合計、S%Dは3日(週)を採用
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
%K 1日後--4日(週)
2日後--3日(週) 3日後--2日(週) を基準とした%K値
%D 1日後--4日(週)
2日後--3日(週) 3日後--2日(週) のデータを3日(週)合計で算出した%D値
S%D 1日後--2日(週)の%D移動平均値
2日後/3日後--%D値
・ また、チャート上では識別の為%DとS%D間は塗りつぶして表示
7. %Rオシレーター
・ %Rは20日(週)を採用し、他のオシレータと比較する為-100%〜0%で表示
・ 独自先行指標表示の計算は以下の通り
1日後--19日(週) 2日後--18日(週)
3日後--17日(週) を基準とした%R値
[関連事項]
2-1 コンセプト及び対象ユーザ
3-3 チャート表示
4-2 チャート利用方法と注意事項