5-1c データベース利用方法

 株価データのデータベースの利用に関する説明を行います。ODBCを経由した接続を行いますので、あらかじめODBCのデータソース設定を行ってください。設定にはデータベースの知識が必要となります。また、データベースの管理者がおられる場合は確認しながら進めてください。
 Market#CodeではデータベースからデータをMarket#Code内に取り込み利用します。必ずしもデータベースの最新更新データが利用できるわけではありません。

設定
 コンソールの[設定] - [データ取得設定] 利用選択の画面で選択いたします。

1. 利用するデータベースのODBC設定を行ってください。
  データベース管理者に問い合わせ下さい


2. 以下の項目を設定します

ODBCデータソース名 ・・・ システムDSN等に登録したDSN名
株価テーブル名 ・・・ 一般銘柄が格納されているテーブル名を入力します
銘柄コード項目名
     〜 出来高項目名
・・・ 各項目のカラム/フィールド名を入力します
日経平均株価コード ・・・ 日経平均の株価コードを入力します
TOPIX株価コード ・・・ TOPIXの株価コードを入力します
日経平均が左記株価テーブル名と別 ・・・ テーブルが別の場合は、チェックしテーブル名を入力します
TOPIXが左記株価テーブル名と別 ・・・ テーブルが別の場合は、チェックしテーブル名を入力します
左記銘柄コードが数値データではない ・・・ 銘柄コードが数値データではない場合、文字列として扱います。数値の前後に入力される文字列がある場合は入力します
取引市場項目がある場合 ・・・ 取引市場のカラム/フィールドがある場合は、チェックし、フィールド名と、東証もしくは東証一部をあらわす文字データを入力します
ユーザ管理されている場合 ・・・ データベースのアクセスにユーザ名とパスワードが必要な場合、チェックし設定します。

上記設定に収まらない場合は、(例えば市場項目のデータ型が数値である場合や、通常株価テーブルとTOPIX用テーブルが別で一方の銘柄コードが数値で他方が文字列など)ビューなどを工夫してそのビューを登録してください。例えば市場項目が数値型の場合は、あらかじめ東証のみ抽出するビューを作成して利用するなどして下さい


3. 接続テスト
 ある程度の接続確認テストを行う事ができます。
   


4. 設定
 設定した項目を登録できるようにします。
 尚、設定メニューで最終的に設定しなければ反映されません。



「お客様側データベース(ODBC接続)」を選択した場合、株価データ管理で利用できるサービスは、以下のデータ操作です

      ・ 全体データ最新更新
      ・ 本日データの取り込み
      ・ 個別銘柄データ再取得
      ・ 全銘柄全データ再取得
      ・ 全銘柄日付指定更新
      ・ 外部データ取り込み


[関連項目]
  3-8  データ管理
  3-9  設定
  5-2  初期データの取得
  5-3  最新データの取得
  5-4  過去データの更新
  5-5  自動更新に関して