4-6 シミュレーション利用例
Market#Codeのシミュレーション機能を利用した評価を行って見たいと思います。
例と致しまして、まず昔から有名な移動平均線のゴールデンクロスを元にシミュレーション評価を行ってみたいと思います。
1. まず、移動平均線だけで登録して見てみたいと思います。
取引条件は仮で、翌始値で購入し、購入価格より上下5%以上離れたら、翌始値で取引することにします
下記のように選択し、[計算実行及び結果表示] ボタンをクリックします
2. 結果を見ます
既にゴールデンクロスでの取引が単純には有効ではない様に思えます。
一見事空売りが良さそうです。
3. 『だまし』を少なくする為に、条件を追加していきたいと思います。
まずは2.のリストの中からパフォーマンスの悪いリストを見てみたいと思います。
7/22の状況が特別悪いのでみて見ます。リストをダブルクリックして以下のリストを表示させます。
中でも1889/佐伯建設工業 と 5491/日本金属を見てみます
6日線が26日線を大きく上回っているのが確認できます。
4. このことから、以下2点を変更追加してみます。
・ 取引を買→売へ変更
・ 6日線が26日線を5%以上、上回る
5. 実行結果は以下のようになります
まずまずの結果となります。3.で確認した7/22以外の日も概ね好調なようです
6. 続いて取引条件を見直し。手見ます。
取引条件のところで、「上記終了タイミングで取引」を「損失確定を随時取引」
に変更して実行します。
以下のようになります。利益率と取引に掛かる日数の平均の改善がみてとれます。
手数料などを割り引いても回転売買を行えば、まずまずな模様です。
ただし、30日間のシミュレーションですので、もっと様子を見る必要があるかもしれません。
また、やり方も工夫してご自身にあった投資スタイルを見つけてください。
尚、本シミュレーションは利用者の投資活動の支援をするものであり、利益を約束したものではありません。
プログラムは万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねます。